「gender が別レイヤー概念としてある」みたいなことを言おうとした結果、現実の用法的には「むかしは sex と言ってたものを gender というようになった」という感じになっているところがあるように見える

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話者に区分がなければ、ナウい響きのシノニムになって終わる

こういうこと(結局人口に膾炙したら雑な意味になる= cf. “蛙化現象”)は別に珍しいことではないけど、語を覚えて口に出して使うことはすぐできる一方で、もともとあった概念を「何でないか」を含めてそれなりに理解するのは数十数百倍時間と手間がかかるという性質によるのかもね

往々にして「概念を伝えかった」のに、語(語形)だけが先に伝わるのは、早いからであり、早くしてしまったからでもある

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