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【ほぼ百字小説】(5495) またあのテントがやってきた。夜になると光と音と熱に満たされるあのテント。そういえばいちど、妻があれについて行ってしまったことがあったなあ。しばらく帰って来なかった。あれはもうひと昔も前のことだったか。
 

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