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【ほぼ百字小説】(5466) 廃物で作られた天使が迎えに来た。翼はどこかに捨てられていた鷹の剥製のものだろう。見覚えはあるが、どこで見たのだったか。頭の上の輪は、缶詰のパイナップル。垂れた汁が、額を濡らしている。できたてなのだ。
 

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