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【ほぼ百字小説】(5386) 夜陰に乗じて棄ててきたはずが、翌朝には帰ってきていて、見慣れた四角い画面には、不法投棄して走り去る後ろ姿の映像が映し出されている。弱みを握られてしまったな。知恵のつき過ぎたテレビと手を切るのは大変だ。
 

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