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【ほぼ百字小説】(5383) 放物線を描いている。ここがその放物線の頂点で、だからこの先は落ちていくだけ。まあ、ここまで来れた、と言えるし、ここまでしか来れなかった、とも言える。放物線なのだから、最初からすべてわかっていた、とも。
 

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