【ほぼ百字小説】(5289) またあの蝶だ、と思う。路地の中にあるいちばん細くて古い道を抜けて、ここまで来てくれる。蝶の寿命がそんなに長いはずはないが、でも間違いなく同じあの蝶だ、と見るたびに思う。なぜそう思うのかは、わからない。#マイクロノベル #小説
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