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【ほぼ百字小説】(5057) 西日が射して壁に影が。それはどう見ても輪を作ったロープの影なのだが、この部屋にそんなものはない。それにしても首を入れるのにちょうど良さそうで、影だけでもやってみるか、と立ち上がったら、自分の影がない。
 

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