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【ほぼ百字小説】(5015) 二階の窓際の席からは、環状線の高架の上を走る電車が見える。電車が来ると、通過し終えるまでなんとなく見続けてしまうのはいつものこと。だが今日はいつまでもそれが終わらず、まだ続いている。円環構造なのかも。

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