FF14の気付き(〜暁月)
新生ラストのプリキュアみたいなシーンで、ラハブレアが「光の力は人を繋ぐというのか……!」って言ってたけど、今考えてみるとそれって光の力っていうかアゼムの力っぽいとこあるよね。
FF14の世界は、魂が生き物のコアとして機能していて、魂には性分のようなものがある可能性を示唆している。ヒカセンもアゼムの魂の性分を引き継いでいるのでは?という可能性が物語の根幹を左右してきた。
でもヒカセンはヒカセンでアゼムではないということも同じくらい描かれてきたような気もする。
人間はどうしても生まれ持ったものに左右されるところがあるけど、どう生きるか、どう生きたいか決めることができるのは今ここにいる自分だけで。
だからヒカセンも、生まれ持った才能(めっちゃつよい)と環境(ハイデリンの加護)と魂(アゼムパワー)が揃ったって、旅を続けるかどうかはいつだって自分次第だったなと思う。私がどう在るかは、いつだって私次第……。
プレイヤーの私が、何度もリムサで釣りしようとしたり蒼天街で裁縫しようとしたりアジムステップで羊とたわむれようとしたりしてきたから、ちゃんと旅を続けて絶望の先の世界に行けたのは、余計に選択の奇跡の向こう側のことだと思ってるところがあるのだった。