6月に買った本。
近藤銀河『フェミニスト、ゲームやってる』が本当に良い本だった。上半期ベストの一冊。柴崎友香『あらゆることは今起こる』も。
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◆『エブリデイ・ユートピア』クリステン・R・ゴドシー/高橋璃子 訳
◆『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』イ・ジンスン/伊東順子 訳
◆『白い拷問 自由のために闘うイラン女性の記録』ナルゲス・モハンマディ/星薫子 訳
◆『不完全な社会をめぐる映画対話』河野真太郎、西口想
◆『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河
◆『それはわたしが外国人だから? 日本の入管で起こっていること』安田菜津紀、金井真紀
◆『アートとフェミニズムは誰のもの?』村上由鶴
◆『異形コレクション 屍者の凱旋』井上雅彦 編著
◆『女彫刻家』ミネット・ウォルターズ/成川裕子 訳
◆『あらゆることは今起こる』柴崎友香
◆『地平』創刊号
◆『このホラーがすごい!』2024年版
◆『吟醸掌篇』vol.5、vol.4
◆『MONKEY』vol. 33/ニュー・アメリカン・ホラー特集
『ガザ日記』(収益は全額ガザ支援団体へ寄付される)を出している地平社による月刊誌、『地平』創刊号。
読みごたえのある論考やルポが詰まっていた。ジャーナリズムと真剣に誠実に向き合う『地平』のような雑誌が新しく創刊されたことがとても嬉しい。
毎日酷いことが目に入り惓むばかりだけれど、まだ希望は持てるように感じられて。
◆創刊特集「コトバの復興」
◆緊急特集「パレスチナとともに」
◆特別鼎談/岸本聡子×南彰×内田聖子「地域・メディア・市民 」
他にも沖縄、ウクライナ、イエメン、桐生市の生活保護問題、PFAS問題など様々なテーマの論考や連載、能登地震や原発訴訟のルポなども。
#読書