『グレイズ・アナトミー』シーズン19で、新メンバーの黒人女性レジデントのグリフィスが前の病院で人種差別に対して上司に意見したことが原因で研修プログラムから追い出されたエピソードがあったのだけど、これはジェシカ・ノーデル『無意識のバイアスを克服する』の中で、医療現場における不透明な公平性に苦しむ非白人の医師らの現状と問題が詳しく紹介されていた。
非白人の医師が常にモデルマイノリティとしての振る舞いを求められ、僅かでも外れると職場で居場所を失い医学界から身を引かざるをえなくなる、その割合があまりに高いことに衝撃を受けた。