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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、昨日観てきた!

石のバースでの、エヴリンとジョブが思念(?)で行う会話のやり取りがめちゃくちゃ良くて、ボタボタ泣いてしまった。
小学生の時にずっと「生命とは?思考とは?宇宙とは?」とグルグル考えていた頃の切迫感や寄るべなさの感覚が甦り、今こんな画を劇場でバーーンと観られたことに感動。

エヴリンとジョイの母娘の最終的な選択と帰結について自分の咀嚼と納得は、これまで読んだアジア系移民/その子供による物語やエッセイやその人自身(イーユン・リー、ジェニー・ザン、オーシャン・ヴオン、ミシェル・ザウナーなどが)重なって観ていたから、それにだいぶ引っ張られているかもしれない。

それと私自身がジョイくらいの時分から家族の介護、ケアをしてきてるせいなのか、断ち切るのも簡単には出来なかったり、別の道も分かってはいるけれどあえて選択する状況や気持ちについてを、どうやら自分は肯定的に捉えているんだな…と気づいた。そういう意味で、個人的な感慨がものすごかった。
でも有害な関係性、去るべき状況があることももちろん分かる。

ちなみにパンフレット、この作品を何故この人にコラム&インタビューさせてしまうんだ…人選を考えて下さい…。

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