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日本の家が寒すぎるんだよね。
温暖な地域のほうが、住宅に寒さへの対策がなされてなくて、冬場の死亡率が顕著に上がる。
実家の築50年以上になる木造家屋も、若いころ住んでたモルタルアパートも、冷暖房切るととたんに外気温と同じになっちゃう。今は賃貸のマンションだけど、冬の朝の寒さとかほとんど気にならないくらい室温が保ててる。今シーズン、まだあんまりエアコン使ってないくらいだし。
本当は高齢の親たちこそこういう環境で暮らさせてあげたいのだけど、建てかえもリフォームも引越しもストレスがかかりすぎて、対症療法的になんとかやり過ごすしかなくなってる。
こういうの、個々のレベルではたしかに「自己責任」の面があるけど、これからの日本の家は、耐震だけじゃなく断熱ももっと対策されてほしい。

家が寒くて危険?「冬の室温&死亡増加率」全国マップ
公開:2023年1月17日
nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/

そもそもさ、「断熱された家は暖かい」ってことを知らないんだよね、親たちが。

北海道や青森のお家が冬はとっても暖かいことも、鉄筋コンクリート造のマンションが暖かいことも、断熱材があることもろくに知らない。経験したことないんだもん。

冬は寒くて仕方ない、夏は暑くて仕方ないの。
寒くて死んじゃったり暑くて死んじゃったりしても「しょうがない、そういうものだから」

こういうの、実はめちゃくちゃ多いと思っている。自分自身も。

知らないから教えてあげる、そうすると、「いいわよもう、老い先短いんだし」「そういう家(仕組み、法律、国、なんでもいい)は羨ましいわねえ。。」となる、あるいは、「なんで早く教えてくれなかったんだ、今さら知ってどうなるんだよ」と自棄になるか自己憐憫に陥るか。

自分が知らなかったから苦労して、悔しい、と思ったことを、これからのために改善して(させて)いこうぜ、という前向きなエネルギーに転換させていくのが苦手な気がする。個人レベルでも、社会全体としても。

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