BC級戦犯 もっと見る
戦犯といえばA級戦犯、岸信介や東条英機、靖国合祀問題みたいなイメージになりがちだけれど。以前仕事で何度かご一緒していた方のお父様が戦犯として裁かれていたとのちに知って、「戦争犯罪者になること の身近さ」に驚愕した。
自分が漫然と(あるいは苦渋の決断で)何かに「従って」生きることが、「罪」と直結することの恐ろしさ。
それはなにも軍隊や闇バイトの現場にしかないわけではなくて。
わたしはかつて、同じチームの上司や先輩たちがノルマを達成するために顧客に不利な契約を結んできたことに抗議して会社を辞めた人間だけど、あれはあのとき、仕事を失ってもとりあえず生活していける心身の余裕があったからできただけだ。
法律とか命令とか正しさとか社会の価値観なんて一日でころりと変わってしまう、だとしても、「振り回されていただけの無辜の一市民」で居続けられるわけではない。
そこに居た者/その時代に生きていた者の責任、と裁くのは簡単で、自分もそのように のちの人たちに断罪されるのだろう。安倍政権を許していた罪とか地球環境の悪化を見過ごした罪とかで。当然だと思う。自分だけが無罪である、他人を裁いても自分だけは裁かれない、なんてありえない。
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BC級戦犯
法律とか命令とか正しさとか社会の価値観なんて一日でころりと変わってしまう、だとしても、「振り回されていただけの無辜の一市民」で居続けられるわけではない。
そこに居た者/その時代に生きていた者の責任、と裁くのは簡単で、自分もそのように のちの人たちに断罪されるのだろう。安倍政権を許していた罪とか地球環境の悪化を見過ごした罪とかで。当然だと思う。
自分だけが無罪である、他人を裁いても自分だけは裁かれない、なんてありえない。