7)浅田直系とも言える「ミソジニー」を爆発させつつ、「反PC」界隈ネトウヨの事実上のボスとなる。
この「ミソジニー」爆発、ライトノベル、SFなどサブカルチャーに長年広く潜在していたものが近年一気に前景化してきた、と言える。
8)「反PC」、時流的に厳しいとみるや「誰でも間違う」が故に「訂正」の哲学などと寝言を発信しはじめた。
ところで、東は突然変異のように出現したわけではない。浅田彰と宮台真司という二人の「兄」あってこその存在。
特に浅田は東のプロデュースにあたっては特別の役割を果し、「ゲンロン」の広告にも協力。この責任は「山よりも高く、海よりも深い」。
しかし「真底」オタクの東、改憲賛成以外、特に国際政治や経済については何も見識なし(これで自称「思想家」だから聞いて呆れる)。
一年程前、「痴愚神礼賛祭り」(これにいそいそと参加した研究者は「あほ」)を開催したが、その効果もあまりなく、今や御用芸人としては細谷雄一や池内恵、成田悠輔、古市、落合からも2ランク落ち、成田の弟とともに「痴の猛者」と分類されるに至った。
これは東のファン層=首都圏高学歴男性+文化産業(朝日文化部)にとっても由々しき事態だろう。
人文・思想このまま泥船に乗って沈むのか、それとも?