「東京都知事選」について
現在の所、詳細な情報はないものの、投票総数では小池氏が当選。
しかし、小池は投票率が5%上がりながらも前回より100万票近く減らしている。
対する蓮舫氏は前回の宇都宮健児と山本太郎を足したより20万票位多くなりそうだ。
しかも小池は自民・公明・連合それにマスコミの徹底的な支援(蓮舫落とし)の結果のこの数字である。今日、当日にも和田アキ子がある種の「いやがらせ」を自分の番組でしていたと云ふ。
つまり、それだけ小池側も必死だった、ということ。
さて、話題の「政治屋」石丸だが、前回割れた維新も含めたネトウヨ「極右」の票を集計すると、162万票となり、投票率を考えると、東京のネトウヨ=「維新的なもの」の支持層はおおよそ「このくらい」なのは変わっていない。
また元来野田に近く、「仕分け」の人としてネオリベラルの象徴だった蓮舫は、選挙後半から非正規を正規に、また晴海、築地、神宮外苑前の再開発と三井不動産の関係を前景化させることで、一挙に支持が広がったと言える。
ただし、野田は最後の新宿での演説でも「安倍さんは信用できるが小池は信用できない」などと息巻いていたらしいが、これは最悪である。
いずれにせよ、ついに市民社会と政党の関係は本格的な再編期に入ったようだ。