今日の東京新聞、2面の下段全部、「地平社」の広告である。
『地平』創刊号、「たちまち3刷り」これはめでたい。3刷りということは約2万部だろう。かつて『前夜』創刊号が「この種の雑誌」としては「異例」の1万部だったが、それを凌いだことになる。
ただ、仄聞するところでは、社長の熊谷さんが全退職金をつぎこんだ資本金(900万)はすでに底をつき、城南信金からの融資を使い始めたとのこと。
そのことを考えると、広告費やら、すでに来月5日に迫っている第2号のことやら心配だらけである。
ちなみに次号はマクロンの「傲慢」かつ「軽率」な国民議会解散の前から欧州極右の特集を組む、という話だったので、これも「タイムリー」となる。そして次ぐ7日は東京都知事選と仏国民議会選決選投票である。
もし左派が勝った場合は今年の革命記念日(7月14日)は、どうなるだろうか?
いずれにしても『ガザ日記』を含めた創刊の7点の内、4点がすでに重版となっている。
私の本は、たしかに一番地味ではあるが、「読んで損はしません」よー、と。