国連によれば、ガザの全人口の4分の1の57万6千人が「飢餓寸前」の状態。また、2歳未満の子供の6分の1が深刻な栄養失調の状態にあります。
日本との人口比で言うと、3千万人が「飢餓寸前」の状態にある。
また戦闘による死者はすでに3万人、これも日本との人口比で言えば、200万以上戦闘で死んだことになる。
先の大戦、日本の兵士・民間人の死者総数250万程度、アジアでの死者数千万人。
英国ロンドン大学の研究所は、感染症が流行する場合ー停戦が実現しない場合ー8月までに8万5750人が死亡する可能性が高いと発表。
これは日本で言うと、600万近くが死亡することになる。
もはやパレスティナの人々にとっては、事態は「世界戦争」に晒されていることと変わりなくなっているのである。
しかもこれは「戦争」ではなく、「一方的な虐殺」。
米国はじめ「国際社会」は中国のウイグルにおける「人権弾圧」を「ジェノサイド」と認定したが、これでは「ジェノサイド」の意味が曖昧模糊としてしまう。
米国はウイグルに工場がある独のVWを輸入禁止としたが、まずイスラエルへの武器・資金供与を停止すべきだろう。
イスラエルの巨大な「戦争機械 war machine」は米国の援助なしには作動しないのである。