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 BTした千葉大学長選、「朝日」では「千葉大の学長選、 教授会質問書の回答期日に大学側が回答せず」とある。

 国立大学法人法でも、またそれを受けた千葉大学内規でも、学長選出にあっては、1「学長にふさわしい高潔な人格」、2「リーダーシップを発揮できる」の二つについて、明確な「説明責任」を果すよう定められている。

 さて、問題はこの「説明責任を果たす」主体は「誰か?」ということだ。

 私も今回の騒動まで知らなかったが(選挙の結果が追認されただけだったので)、「学長監察会議」なるものは「大学」外部にある。

 そしてこの会議は外部委員7名内部委員7名で構成される。

 今回、「説明責任」を求められているのは、この大学外の組織「学長監察会議」議長の宮坂氏であって、千葉大ではない。

 故に、文学部、教育学部、理学部、それにユニオンの質問書に対して「説明責任」を負うのもまた宮坂議長である。

 とりわけ、短期間に1万5千人の実名署名を集めた学生有志に対しては宮坂議長自らがその要望書を受け取り、説明責任を果たす義務がある。

 受け取る「場所」は千葉大が提供してもいいが、普段、大学に関係ない筈の外部委員7名が何故得票2位の病院長を「学長にふさわしい高潔な人格」と判断したのか、とくと聞かせてもらう必要がある。

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