世界の多くの地域でクリスマス、新年とスケジュールがめくられていく一方、ガザでは一方的な大虐殺が行われています。
つい先日、イスラエルを「アパルトヘイト国家」と批判する南アフリカが、国際刑事裁判所にイスラエルを提訴。
しかし、ネタニヤフはハマス幹部暗殺を大義名分にレバノンの首都ベイルートを空爆。
レバノンはれっきとした独立国家ですから、このイスラエルの行為は、それ自体「戦争行為」であり、また現行の国際法に照らせば、「戦争犯罪」でもある。
前にも書いたように、ネタニヤフは、イランを主要敵として挑発しつつ、レバノンにも戦火を広げることで、戦争を大規模化し、欧米、特に米国をひきずりこもうとしている。
例えて言うなら、日中戦争の際の関東軍と東京政府の関係、といったところか。
しかも米国政府、南アフリカの批判は、「何の根拠もない」と断定し、またもやイスラエル擁護派がせりだしている。
バイデンはプーチンを「国際刑事裁判所で裁け」と言ってるが、米国は加盟もしていないのである。
このままだと、今年の大統領選バイデンの敗北は避けられないだろう。共和党候補は、余程の司法介入がないかぎりトランプで動かない。このままでは、一体世界は?