おやおや、今月、大学設置審に笹川(日本)財団とドワンゴの共同委員会が例のZEN大学(仮)開学に向けて、大学設置審に申請しているようだ。
しかし、自分たちで動画会見しておいて、批判的な論評が出るや「内容証明」で削除を要求、応じないと「法的告訴」に及ぶ団体、常識的には「大学」を設立する主体としては相応しくない。
募集学生数は5千人としているが、これは現在の少子化の中で明らかに無理があるのではないか?
しかも鈴木寛さんは「法律は守りながら」と意味深な事を言いながら、これを1万人に増やしていく、と仰っている。
とすると1学年1万人の大学生を完全オンラインで教育、卒業後の雇用まで見通しがなければならない。
常識ある大学人で、今これが「可能」だと考える人はいないと思う(公には発言しないだけで)。
あるいは、振り上げた拳の行きつく先は、「強行突破」への道しかなかったのかもしれない。
ところで、同時にパソナが大学院創設を申請しているようである。
これも一体どういう大学院になるのやら・・・教員は全員「派遣」なのか、それとも「派遣」・雇止め」のノウハウを学ぶ専門職大学院なのか・・・
しかし角川・ドワンゴといい、パソナといい、森喜朗、安部晋三と共にかなり「近い」関係なのは、これは一体?