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 1960年、ベルギー領コンゴがついに独立した年、初代首相ルムンバがベルギーとCIAの連携プレイで抹殺され、殺害の後、硫酸で体は溶かされ、歯の一部がベルギーに「戦利品」として持ち帰られていましたが、数年前、「植民地主義」への反省の意の表明ということで遺族に返還されたことは以前書きました。

 この際、国連事務総長ダグハマーショルドは、独立したコンゴへの宗主国ベルギーの権益保持を批判しながらも、ルムンバの「保護」のために国連軍を動かすことは拒否しました。

 その結果、ルムンバは(不可能な)ソ連への援助を求め、それをキャッチしたCIAとベルギーによって抹殺された。その意味では国連はルムンバを「見捨てた」とも言える。

 しかし、それでもアフリカの「真の独立」を主張するダグ・ハマーショルドは米・英・南アフリカアパルトヘイト政権に危険視され、1961年搭乗機が墜落、死亡しました。
 現在の国連の調査ではCIA、MI5、そして南アフリカ情報部の「スイマー」と呼ばれる秘密組織による暗殺説がほぼ確実視されている。
 墜落後のダグの死体の襟のスペートのエースを置いて撮った記念写真がある。「スペードのエース」はCIAが任務終了の際に置くカード。

 今回、米国は国連そのものに「スペードのエース」を置いたのは?
 

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