イスラエルのネタニヤフ首相は、地上軍侵攻について「戦争の第2段階に入った」と宣言。
すでに砲兵や戦車は作戦は開始している。
他方、ガザは水、電気、食糧などのライフ・ラインは機能不全。電話・ネットは27日夜の空爆後に遮断された後、一部を除いて普及していない。
ガザには推定5万人の妊婦が居り、5500人が出産間近とされる。病院が空爆の対象とされているため、自宅で出産する人も多いが、それには大きな危険が伴う。しかも水や食料もない状態。
他方NATO加盟国であるトルコのエルドアン大統領は、イスラエルの地上侵攻について「西側諸国が責任を負う虐殺」とした上で「完全に狂気だ。戦争犯罪」と宣言。これに対し、イスラエルは外交団の帰港を命じました。
コロンビアもすでにイスラエルと断交。
とは言え、今現に始まっている虐殺を止めるには、もはや外交交渉では間に合わない。
まずは、米国が直接関与してイスラエルの「狂気の暴走」を止めるべきです。
勿論米国内でもバイデンーブリンケンラインと国防省ー統合参謀本部ラインとの間には溝がある。
しかしここで介入しないと、米国はもはや国際秩序の盟主の位置を永遠に失い、国連も実質的に解体の危機に晒される。
また核保有を禁止する大義名分も失われるでしょう。