国連総会は27日、ガザにおける「人道的休戦」を求める決議を賛成121で採択。ロシア・中国、フランス、ノルウェーなども賛成。日本、英国などは棄権(日本、棄権とは情けない)。
反対は米国、イスラエルなど14カ国。
採択は投票総数の3分の2以上が必要です。
これに対し、イスラエルの国連大使は「国連には正当性のかけらもない」と反発、ハマス壊滅まで軍事作戦を続ける意志を表明。
イスラエルはここ数日限定的なすでに地上戦を開始しています。
ここまで来ると、米国の前にイスラエルが「我が代表、堂々退場、国連を脱退」となりそうな気配である。
国連はイスラエル国内においてパレスティナ人に対する「ヘイトスピーチ」が急増しているとイスラエルに厳しい対応を要求。これはガラント国防相がパレスティナ人のことを「人間の顔をした動物」と呼んだことを始め、「政府高官、政治家、議員」による同様なヘイトスピーチを批判したもの。
他方米安全保障会議(NSA)の広報担当は、「人質解放のための一時的停戦」を支持、イスラエルの地上作戦については、「イスラエルに聞いてほしい」と回答を避けた。
だけど、ここまで来れば、仮にイスラエルを止められるとすれば、米国しかない。このままでは米国はネタニヤフと心中することになる。