おやおや、安部晋三の元秘書、山口の「城代家老」、下関市長、前田晋太郎が林芳正に寝返ったようだ。
前田晋太郎、前代から安部家に仕え、「晋太郎」の名前まで頂戴し、一時は昭恵夫人から、安部の「後継者」に、とまで言われたのにも関わず、1000人を超える山口県自民党関係者の集まりで、「次の総理には林(芳正)先生に」とぶち上げたという。
この下関市長が牛耳る下関市立大学、今滅茶苦茶なことになっている(cf『ルポ大学崩壊』ちくま新書)。
それはともあれ、林芳正、代々の支配エリートの家系で、岸田派(宏池会系)のエースでもある。
いよいよ自民党内の権力闘争、後戻りはできない地点に来たようである。
しかし、安部晋三の城代家老が「寝返る」ようでは、どうも安部派、かなり形勢不利なようだ。
とは言え、この城代家老の行為、まさに戦国時代並み、あるいは「仁義なき戦い」そのものだなー。