それにしても、エマニュエル駐日米大使、渋谷でイスラエル大使、ドイツ大使とともに、イスラエル支持を訴え、「イスラエル人だけの戦争ではない、世界の全ての人々にとっての戦争だ!」と怪気炎を上げたと伝えられる。
これまた、滅茶苦茶な話である。意味としては、正規軍も持たないハマス相手に世界戦争の必要を説き、日本にも参加をよびかけているわけだ。
こんなべらぼうな話はない。
エマニュエル大使、対中関係でも「タカ派」暴走して、本国でもやや持て余し気味とも聞くが、それにしても、外交官としては常軌を逸した発言・行動である。
しかし、本国のブリンケン国務長官、バイデン大統領とともに、米国の暴走の中心にいる感じである。
こんなことに「集団的自衛権」を行使されたら、大変なことになる。
今こそ日本政府には「自制」と、できれば中東外交のパイプを使った調停への関与が求められます。
そもそも現在日本は、中国との貿易、中東の資源なしには立ち行かない体制になっているのです。