「美術館ゼロ・学芸員ゼロのグローバルシティ?」
それにしても維新大阪、「都構造」、「グローバル・シティ」とぶち上げて続けていたが、美術館ゼロ、学芸員ゼロ、とは開いた口が塞がらないとはこのこと。
今世界の「グローバル・シティ」とされる都市で、美術館ゼロ、学芸ゼロ、しかも知事がそれを改善するつもりがない、と公言するところどこにある?
挙句の果てに、6年間地下駐車場に、ブルーシートを被せてコレクションを放置、デジタル化して廃棄という話、これ、別に「グローバル・シティ」でなくても、まずは「耳を疑う」。
大阪が維新統治下に入って長いが、関西経済の低下はとどまるところを知らない。
日本最初の証券市場である大証も事実上、東証に吸収合併。シャープは鴻海に買収された挙句、希望退職。サンヨーもパナソニックに吸収されて消滅。
ただ、三菱に次ぐ企業集団住友は本社機能は東京に移しながらも、健在ではある。
ちなみに80年代の「総会屋」事件につながる「やばい」不動産取引、実は最初に手を付けたのは住友銀行だった。
表面化する前に、住友は頭取一人に責任を押し付け、「足抜け」が遅れた第一勧銀は逮捕者が大量に出た。
維新に戻ると、美術館・学芸員ゼロで「万博」に猪突猛進、海外からどう見られるだろうか?