「ストに対して恐怖する魯迅研究者」
どうも高知大学の高橋俊という中国文学研究者が、労組に関して「スト破りに対する」制裁に怯えて、「ストライキには絶対参加しない。死んでもしない。」と叫んでいるようだ。
この人、「世間知らず」の子供かと思ったら、なんと50歳前後のようだ。
しかし、中国文学研究者として魯迅に関する論文まである。
いやはや、研究と研究主体の分離がここまで進むのは、やはり問題だろう。これでは、「作者の死」ならぬ「研究主体の死」となりかねない。
どうも例外はあれ、人文研究者の「ノンポリ」化と社会科学研究者の「保守化」・「右傾化」、極限まで進んでいるようだ。
ま、この高橋という人は50歳前後であれば、「80年代問題」が直撃している例かもしれないけれども。