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 「国民全体の戦う覚悟?」

 麻生太郎の@台湾での対中国への「戦争の覚悟」発言、あるいは老人性認知症に由来するのか、と思ったけれども、自民党政調副会長が「政府内で調整した結果」と公式に認めました。

 その際、鈴木自民税調副会長は「「戦う覚悟」が国民全体でできていなければ張り子の虎になる」と発言。

 いやはや、「中国と対決する」とぶち上げる君らが「張り子の虎」ならぬ「猫」でしかないの!いや、これは「猫」に失礼か。

 大体、米国が中国と軍事的に対決する気がないのは、近時のブリンケンの中国訪問で分かったでしょ!

 もう少し外交的軍事的に言えば、米国は日本を守るために中国と戦略核戦争をするつもりはない。 
 残念ながら米支配層にとっても国民にとっても日本は「外人」。欧州はやはり米国民のルーツから言っても「内輪」。
 米国民に占めるアジア系の割合やハリウッドの「アジア系」の描写を見れば、一目瞭然である。

 政府としても最後は米国民を守るのが義務。日本のために米本土への核攻撃を許容するつもりは毛頭ない。

 であるから、日本は「米国の核の傘」に守られている、というのは全くの幻想。

 日本の安全は隣の大国中国・ロシア、それに東アジア、東南アジア、勿論米国に対する平和外交によってはじめて保障される。

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