「電力会社、値上げ効果8000億円で軒並み黒字へ」
報道によれば、電気料金値上げの効果で、大手電力会社8社の2024年3月期の決算は9405億の黒字になるとのこと。
では、燃料費の高騰を口実に上げた電気料金を各家庭に還元するべきではないのか?
この報道では原発再稼働によって、電力会社の収益はさらに改善していると主張。例えば高浜原発などを9基を稼働させている関電は「原発効果」で1590億円の利益を出したと煽る。
日経はGX(原発全面再稼働)支援の上に、次は「核融合発電」プロジェクト・キャンペーン。
ここところ、原発・核融合エネルギー礼賛のためにSDGsという記号も頻繁に利用している。
この日経・三菱地所主催の京大SDGSシンポジウム、何故かスプツニ子!やライシャワー研究所所長、有象無象の提灯学者が登場。
今一つ、気候変動対策との関係がよくわからない。何やら「投資ですべてうまく行く」というメタ・メッセージは伝わって来るけれども。