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 オランダ国王、奴隷制を「人道への罪」と謝罪

 オランダ国王、ウィレムアレクサンダー1世は、オランダが17世紀から19世紀半ばまで関わった大西洋奴隷貿易に関して、公式に「人道への罪」として謝罪しました@アムステルダム。

 国王は植民地や奴隷にルーツをもつ人々の前で演説。「(当時の歴代国王が)人道犯罪に直面しながら何ら行動しなかったことを許してほしい」と謝罪。また「奴隷制」の「影響は現在社会における人種差別の中に感じれらる」として、これに関しても謝罪しました。

 これが21世紀に入ってからの国際社会の流れです。

 ところが、今日の日経にも朝日(WEB)にもこの報道が出ていない。元来、これは1面トップで報道されるべき事柄です。

 当然、現在の日本の最高権力者である首相ないしは当時の最高権力者であった天皇が、「従軍慰安婦」=「性奴隷」とされた方の前で演説、謝罪、「許しを請う」とう行動の可能性が議論されることになる。

 ところが、グローバル化・国際化をむやみやたらと叫んではいる日本のマスコミ、この問題には「知らぬ存ぜぬ」を決め込む。

 ま、維新との共闘路線を支持する朝日なら当然とも言えるが。

 「性奴隷」制に関しては、日本のマスコミは「隠蔽」への加担を20年前に選択した。

 
 

 

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