日本国憲法と日米安保は一体?
東大の先生で5千人以上のフォロワーがおり、しかもフーコーなど「現代思想」にもお詳しい人が次のような発信をしていた。
「現行憲法と日米安保と(沖縄の基地と天皇制)は一体ではないのか。共産党にはこの点、答えて欲しいと思う。」
別にこの人に個人的な感情はないけれども、やはり東大の先生の影響力に鑑みて、コメントしておこうと思います。
(ちなみに固定した論文及び著書から明白なのように、私は共産主義者でも、マルクス主義者でさえもありません)
まず「日本国憲法と日米安保は一体」か?
これ、論理的にも歴史的にも「誤り」。
「現実」は日本国憲法と日米安保(地位協定も含む)は明らかに矛盾するので、法律的には、二つの法体系がある。
政治的に、自民党が完全に対米従属であるから、憲法を「改正」しなければならない、と1955年以来主張している。
ですから、別の政権が日米安保に代えて日米平和友好条約に切り替えることは可能なのです。(そもそも日米安保は10年更新)。
歴史的には、内務省解体(特高廃止)、労働改革、農地改革、最後に日本国憲法制定の順序。
1947年2・1ゼネスト、48年からの逆コースまでは、GHQも民政局(ニューディール派)主導。
日米安保は1951年です。
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