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12月1日、原爆ドームの前でスタンディングをしました。
昨日はプラカードを設置しているとトルコの大家族が通りかかって、子どもたちが「何してるのこれ?」と日本語で話しかけてきました。ガザへの虐殺に反対しているよと答えると、父親らしきかたが、虐殺について説明してくれました。ぼくにわたしたちはトルコ人です、と日本語で話しかけてくれ、がんばってくださいと激励してくれました。子どもたちは「子どもを殺すな」って何? と日本語を読んで質問していたので、日本に住んで長いのかなと思いました。
大家族はわーっとやってきて、わーっと去って行きました。

入れ違いで、Marikoさんが来て、一緒に立ってくれました。
この日は他に参加者はいなかったので、2人でゆったりお話しました。
Marikoさん、前回4月に来られたときより日本語がお上手になってる気がしたので、お聞きしてみると、「勉強しました」とのお答えで、「私にとってのチャレンジです」とのこと。
前回はほとんど日本語はしゃべってなかったので、本当に熱心に勉強されたんだろうなと。
「母のお父さん」と「私の父」と、ファーザーを区別していて、マジすかと思いました。
Marikoさんの仕事のことや政治活動のお話、トランプやバイデンについて、アメリカの税金が市民に還元されるのではなくガザへの兵器供給になったいることなど、色々と話してくださいました。

日本人の観光客が足を止めて、プラカードをじっくり見てから、「どうしたら終わるんですか、何かできることはないんですか」と質問してくださったので、BDSについて話しました。南アフリカのアパルトヘイトは国際的なBDSで終わったことや、日本の税金が虐殺に使われていること、その署名について説明しました。

たぶん、Marikoさんはその話を聞いていて、そこから話題はBDSに。

日本のテレビのニュースなどではBDSについて触れないですと話してから「アメリカではBDSについて、どうやって周知していますか」と質問すると、アメリカではイスラエルへのBDSが反ユダヤ主義だと受け取られる可能性が高いと教えてくれました。
そういえばそうか。
学生も逮捕されたり、学長がクビにされたりしましたもんね。
南アフリカに対してのBDSは、アメリカでは、大学が最初で、次が企業、最後が政府という順番だったそう。

日本で活動していると、人々の無関心に心を削られたり、やる気を潰されたりするけれど、アメリカにはアメリカでの困難があるんだなと実感しました。
知識としてはニュースなどで知っていたはずなんですが、一緒に活動したMarikoさんの言葉だからこそ、きちんと伝わってきたような気がします。

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