原爆ドーム前のスタンディングに行ってきました。
まずは昨日のことから。昨日はずいぶん寒い日でした。アーロンさんが焼身自殺した日でもあります。
〈広島市と広島市議会はパレスチナのために行動して下さい〉という署名が、昼過ぎまでは5600とか5700くらいだったのに、スタンディングを開始後に、確認したところ、8000を越えていました。ぼくは原爆ドーム前で立ち始めてからツイートしたことは一度もないんですが(デジタルデトックス的な感じで、ネットではなく身体を使う場面だと考えています)、さすがに嬉しすぎてツイートしてしまいました。ツイートと表記してイーロンに抵抗しています。コロンビアとアメリカの若いお二人が参加してくださり、チラシを配ったり、説明したりしてくれました。すごく熱心でした。インスタの〈hiroshima_palestine_vigil〉をフォローしているそうで、英語で発信する強さというのを感じました。
そして今日です。
今日は署名が16000を越えたことについてと、焼身自殺したアーロンさんを悼む会が行われました。ぼくは黄色い薔薇を持っていきました。自殺については個人的にすごく複雑な感情を持っていて、抗議して自殺したアーロンさんはもちろん、モザイクをかけた映像しか流さないと決めた遺族の気持ちも考えると、そこには一筋縄ではくくれない、複雑な感情があると思います。アーロンさんに対する中傷はもちろん、遺族に対する中傷などが生じないことを願っています。カクワカの田中さんと少しだけお話しして、イスラエルの兵士も今後はPTSDで苦しむものが出てくるだろう、そのとき、イスラエルは国家として責任を取ることはないだろうとお話しされていたのが印象的でした。日本兵のPTSDについても、去年くらいから公けになってきたけれど、それまで語られてなかったともおっしゃっていました。本当にそうなんですよね。アメリカもかなり手厚いイメージはありますが、最終的にはたいへんな状況から戻ってきた英雄には称賛の声が上がるけれど、そして兵士の苦労が語られるけれど、心の傷から立ち直れなかった兵士は同情されることなく、
それと、小山田浩子さんの夫さんがいらっしゃって、ZINEに載っているぼくの小説「カモン」の詳細な感想をお話ししてくださいました。ありがたいやら、ありがたいやら、でした。すごく深いところまで読み取ってくださって、ぼくがまったく考えてなかったような素晴らしい解釈をお話ししてくれて、とても勉強になりました。ありがとうございました。
署名も残り二日です。
もっともっと、大きな声を、広島市に対してぶつけたいなと思っています。
パレスチナが自由になることこそが、最も大事なことだと思うので、広島市としてはそこまで踏み込んで欲しいというのが、ぼくの望みです。
#StopGazaGenocide
#FreePalestine
ドラッグ漬けだ、などという軽蔑の目が向けられる。どこの国でも兵士は使い捨てだ。そういうシステムから抜け出すためには自殺しかない、というのは、あまりに悲惨すぎると思います。レベッカさんがスピーチで言っていた「ジャッジできることではない」というのが印象に残りました。あと、昨日参加したコロンビアとアメリカの若者二人が今日も参加してくれました。ぼくが昨日も来ていたからか、隣に立ってくれて、嬉しいけど、もっと英語話せたら良かったなと思ったりもしました。ぼくの手袋が温かそうでいいなと言ってくれたりしていましたね。あと、オレンジをもらいました。
それから、早い時間には何度かスタンディングに参加してくださっているかたが、子どもさんと一緒に参加してくださいました。親子で参加って良いですね、と話すと、子どもは自分で調べて参加するようになったんだ、とおっしゃっていました。それは本当に素敵だなと思いました。「#withHandala」のポスターをビジルに寄贈してくださいました。ありがとうございます。