もうじき発売の新書『トランスジェンダー入門』はもちろん何も知らないがゆえにトランスジェンダーを差別する人や、差別したくはないという多くの(シスジェンダーの)人に読んでほしい
けれども、私はおそらく一緒に書いたゆと里さん以上に、「かつての自分」のような読者を想定しているのだと思います。言葉をもたない、お金もない、情報網もない、トランスジェンダーの当事者やそうかもしれない人たち。身体をどうにかしたいけれど医学的な治療って何するの?とやるべきことが見えない人、親や先生に説明できずに言いくるめられて苦しい思いをしている人、誰も味方になってくれないと世界に憎しみを抱いている人、自身もトランスフォビアでいっぱいの人…..。そんな人たちに届くといい。
【ここまで読んでくれた方へ】
ということで、各地のジェンダークリニックやバー(新宿2丁目以外でも)など、情報があった方が良さげな場所をご存知でしたら、本を送りたいので教えてください。ココへ返信でも、ブログ「周司あきらの自省録」メールからでも。