モリミュop.3の最後の曲「最後のはじまり」がものすごく好きなんですよね 特に歌詞のこの部分に描かれる関係性

W「けれどこの胸に、きみが住んでる
孤独な心に風が吹く
きみがいるから
悲しき世にきみが生きてる
僕の彼方に揺れる明かりを抱いて」
S「けれどこの胸に お前が住んでる
荒んだ世界に風が吹く
お前がいるから
狂った世にお前が生きてる
そう俺の彼方に揺れる明かりを抱いて」

大きく前半は、あなたが私に影響、変容を与えているということを、後半は、この世界にあなたが生きていること、それ自体が自分にとって価値のあることだ、っていうことを言っている歌詞だと読んでいるんですけれど、そのどちらの関係性も大好きで……

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モリミュop.3「最後のはじまり」って参照の通り、ウィリアムとシャーロックが互いに相手との出会いによる変容を歌っており、もっと言えばその変容とは彼ら自身の変容(ex. 孤独な心に風が吹く)であると同時に、彼らにとっての世界(の意味)の変容(ex. 荒んだ世界に風が吹く)である(私自身はこの二つの間に明確な差異があるとする立場を取らないが、あえて説明するなら)んですが、要するにこれ、相手と出会ったことにより、(彼ら自身にとって)世界が「相手のいる世界」へとその意味(現前の仕方)を変えた、ってことだと思うんですね
そしてそこがおそらくウェストサイドストーリー「Balcony Scene(Tonight)」に感じる既視感の正体なんですよ こちらはマリアが「I saw you and the world went away」、トニーが「what was just a world is a star tonight」とそれぞれ互いに出会って世界が完全にそれ以前とは異なるものとなった、と歌っているわけなので…… [参照]

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