国際社会のダブルスタンダードが露呈した。

ガザ地区で起きていることは、イスラエル軍による民間人への攻撃、生活インフラ(水、燃料、食料)の供給遮断、赤十字・赤新月への攻撃、ジャーナリストの狙撃。

これらはみな戦争犯罪にあたる。現代の国際社会のルールとかけ離れている。国際人権法はもとより、戦時に適用される国際人道法を明白に無視。

だが、アメリカ合衆国が支援するイスラエルは、国連決議で制裁が下されることも、戦争犯罪で裁かれることもないとたかをくくっている。

そこにあるのは、ルール無用の暴力のロジック。自分たちの民が1人殺されたなら、敵の民を100人、1000人殺さなければ気が済まない、古代国家と同様の考え方だ。

恐ろしいことに、イスラエルを支援するアメリカ合衆国も、実は同じ暴力のロジックを共有していることが明らかとなった。911の後のアメリカの戦争を思い出すといい。

世界をより人道的にしようとする何十年におよぶ活動は、あっという間に巻き戻されてしまう。

それでも私は、平和と人権は人類が目指すべき理念だと信じる。

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