映画上映の音ズレの問題って何度も回帰してくるんだなあ。。

私は自分がその中で居心地よく座席に丸まって映画を見ている箱=映画館の仕組みに概ね無関心なので、スクリーンに細かい穴が空いており、その無数の穴から伝わるスクリーン後ろのスピーカーから出る音を聴いている。という基本的な技術的環境をエッセイスタイルの実験映画でつらつらと説明されてやっとあっ…。と言ったまぬけです。フィルムの物質性云々の前にも後ろにも知る事はいっぱいあるみたい

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スクリーン(投影膜)とその後ろのスピーカー、前後の配置に(ウォルドーフ・アストリアの一室でペンを走らせるマリリン・モンロー)の幻影を投影するプロジェクターと太陽光の2つの光を投げかけ、緞帳/カメラのシャッター/まぶたに相当する窓の遮光スクリーンを自動制御で上げ下ろしして映画を見る事そのものと、それらに自然なもの/侵入するものとしてテクノロジーの両面を構成して見せたのが、「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」《マリリン》(2012)《ヘリオトロープ》(2023/24)他、が設置されたメインの展示室か~

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