yanabuuuさんが紹介されていた、絵本『つぼつくりのデイヴ』が図書館にあったので借りて読みました。こういう絵本が日本語に訳されているのすばらしいな。

黒人奴隷の陶工ながら壺に詩や署名を書き込んだDaveさん。en.m.wikipedia.org/wiki/David_
シアスター・ゲイツ展の最初の部屋にひとつ壺が展示されていました。

壺自体は質実剛健、実用的なんだけど、そこに言葉がひっかき傷のようにサササと入っている。作り手と同時代で同じ奴隷の身分で読むことができた人はあまりいなかっただろう(読めることをおおっぴらには絶対にできない)。でも読めたならほんの短い文章でも想像力は羽ばたけただろうなと思う。

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@miyarisayu はじめまして。あんな殴り書きに反応いただき恐縮です…!絵本という形式で出会っていなければ展示の構成の一要素として壺の前をさっと通りすぎていたはずで、翻訳出版や本を紹介した方の尽力の上に見ることが成立しているんだな~と妙にしみじみとした気持ちになっていました

はじめまして。わたしは恥ずかしながらゲイツ展で見て解説を読んではじめて知ったところで、絵本があるのも驚きでした。わたしの身近にある図書館に配架されていて、多くの人の目に触れていると思うと翻訳出版に携わった方々に頭が下がりますね。絵本でデイヴが壺を作る工程を追体験して、彼が生きていたことのリアリティを持った後に実際の壺を見れば、もっと感慨深かっただろうなあと思います。

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