今日の事も分からず明日の事など知らないので明日の土曜日、「ヒト・シュタイエル × トレヴァー・パグレン 対談」に行くのかな…。後日、アーカイブ動画を公開予定のため現地に行かんでもだがしかし徐冰《とんぼの眼》(81分)を見はぐっているのだった。

バレンシアガのデムナ・ヴァザリアに興味をお持ちなら《ミッション完了:ベランシージ》(47分23秒)は必見です。6/3(月)まで…
nact.jp/event/2024/005458.html

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屋根の上で輪になって踊るジョージア元大統領サーカシビリの不鮮明な映像から始まり政治家がこれ見よがしにひけらかす足元のアイコニックなブランドスニーカーを経て権力者への靴投げへと至る、3つのLEDモニターにトリプティックに並ぶ3人のアーティスト(ヒト・シュタイエルは“ドイツ代表”)による面白く快活な講演の不自然さと過去の映像/写真の引用からなる映像作品です。

靴に夢中なファッションアディクトの残骸/カスの自覚がある向きは刺されに行くべきと感じ、投擲者ムンタゼル・アル=ザイディによるブッシュ靴投げ事件(2008)の映像の挿入にはリアタイ世代として感じ入りました

見てから間があいて、歴史となった楽しい所(フルシチョフの靴叩き演説など)ばかり覚えていましたが、再見してサラエボで初めてのプライドパレードの横断幕から導かれる「アイデンティティ、持たざる者が唯一持つことができ縋る所有物(property)」、というそうだったぐっさり出血ワードを再び聴きました。講演のテキストでは1989年東欧革命からの民主化(privatization)全ての占有化、私有化(privatization)、が繰り返されます

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