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12月25日をクリスマス、その前日24日をクリスマス・イヴとすると、1月1日が常に正しく定義されていて欲しいが、1月1日に天文学的な意味はないので、割とでたらめ。重要なのは夏至と冬至で、これらは地球という天体の運航状況を定義してくれる。グレゴリオ暦の1年は365.2425日であるため4年に1度の閏年で誤差を修正する。今年のクリスマスは天文学的には半日強ずれている。
「地球が何回回ったとき？」というのは実は深淵な問いで、我々の年齢は本来は地球の公転周期で定義されるため、実は正確な誕生日がずれる。したがってありとあらゆる記念日の類もずれる。
夏至と冬至がずれる、ということは、暦のほうがずれている、ということになる。シンガポールの華僑と話をしていて、年によって異なることがあるという不便さはあるが、冬至節を大切にしている彼らの方が天体の運航に誠実なのではないか、と思った。私が◯月◯日の◯◯といった祭事に鈍感なのも、そもそもその日が正しくその日なのか？ということに敏感であるからなんだろう。