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被害者が加害者を「八つ裂きにしてやりたい」と恨むのは当然の権利だけど、それを受けて第三者が「よし、八つ裂きにしよう!」と鉈を担ぎ出すのは「被害者の気持ちに寄り添う」とは言わないし、なんなら「ただ、鉈を振り回したい奴」も寄ってきて厄介なんだよなぁ。
(これは、特定の事件を想定した発言ではありません)

あと、「加害者の人権保護や更生支援が行われない」のと「被害者が、加害者を赦すよう強いられる」のは表裏一体だと思っていて、
「加害者を尊重し、罪を償わせるシステム」が社会に備わってないと、「被害者が赦さない限り、加害者は生きていけない」ということになってしまう。
(罪の重さにもよるけど、「どんな理由でも、一度犯罪を犯したら、人生が終わる」というのは無茶苦茶だし、それに納得できない「加害者の身内」は、被害者に圧をかけるでしょうね)

「罪の軽重に関わらず、被害者は加害者を一生赦さなくていいし、その人権や更生のことを考える必要もない」という権利を守るためにも、
「被害者(の身内)ではない第三者」は、加害者のことも考えて冷静に行動しようね……量刑の見直しを求める等、「罪の重さに社会的な罰が見合っているか」という視点に沿った行動ならいいけど、そこを乗り越えて感情的な私刑に飛び付かないでね……という話。

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