70歳以上の高齢者人口がダントツに多いうちあたりではSNSよりも回覧板が最強メディア。年寄りは街のことを知るために必ず回覧板をみる。各戸配布のものよりも区域に一部、文字通りの回覧資料は絶対に見落とさない。そしてSNSを使わない、あるいは使えない年寄りも数多い。市民一般のことについては役所のインスタをフォローしておけばだいたいは大丈夫だが、年寄りにはそういう概念はない。身近に最近インスタを利用し始めた爺さんがいて今度はアマゾンを利用しようとしているが、若い人に手伝ってもらいつつ非常に警戒しながら設定をしている有様をみて、サイバー犯罪への対策はむしろあのくらい用心深くあるべきなんだと改めて思うなどしている。他方、日常の噂話が大好きな土地柄を思うと、そのままSNSで垂れ流す者が出始めたらおそらく収拾がつかないカオスに陥る気もする。きっとアナログかつ土着性が生きていればこその地方のコミュ力なのかもしれない。