こんな野蛮な気質の国で、よく日本国憲法が制定されたものだと実感する。まさに奇跡としか言いようがないと思うと同時に、万人に基本的人権があるという価値観が我慢ならないという"呪詛の者たち"がなんとしてももう一度戦禍を巻き起こしての捲土重来を狙っていることも事実。そのように自然の調和的リズムに反して人々の内心を私せんとする者たちが大量跋扈すれば仮に戦禍に見舞われなくとも必ずなんらかの大きな「調整作用」の巨大なエネルギーに直面することになるのも必定と思う。人が人たることを捨てようとする内心の野蛮は、最初にして最後の最大の強敵。戦う以外に道はない。