(その2)
柳原銀行記念資料館、外から建物は見たことがありますが、先日初めて中に入り、常設展を拝見しました。この地区の有志たちが出資して作られた柳原銀行は、大正時代には被差別部落の人々が起業する際の資金を融通するための金融機関として活発に活動していましたが、昭和初期の金融恐慌で破綻してしまう。その一連の過程と、この地区の近世〜近代史、そして水平社運動に加わった有志たちの列伝といった展示内容でしたが、この地域の戦後について(少なくとも常設展という形では)ほぼ捨象されていたのは、やはり当事者が存命だといろいろ(ry