西天満にある天野画廊であさってまで「わたしにとっての芸術資源」展が開催されてまして、当方は先週見てきましたが、〈芸術資源〉=作品以外の「創造行為の源泉」となりうるモノ、を展示するということで、アトリエにある廃材や壊れて動かなくなったもの、作者が普段から読んでる書籍などが展示されてました。
そんな中、天野画廊のオーナーな天野一夫氏が出展したのは、1984年に同所で堀尾貞治(1939〜2018)が個展を行なった際の芳名録。具体美術協会解散後は廃材などを流用して作品(?)を作り続けていった堀尾らしく、木の切れ端に書いてもらっており、よく見ると白髪一雄や乾由明(美術評論家)の名前がかいま見え、貴重なものではありましたが、これは芸術資源というより、芸術レアアース……?(^_^;