組織の技術力を結集して作り出されたアンドロイド兵器バボちゃん。めっっちゃくちゃ綺麗でかわいいけどアンドロイドとはわからない外見をしている(本人も人間に偽装するために必要でもない食事や睡眠をとることもある)。燃費もよくて燃料入れたら1週間は動きつづけることができる。優秀なAI入りで自分で考えて他人を騙したり唆したりすることもできる
ライは一目見たときにこの子は人間じゃないな、ってわかるんだけど、それでも無茶ばっかりするバボから目を離せなくて、この子を保護したいと思うようになる。バボは人間の感情の動きや情緒については学習しているし、それを利用して人間から情報を吐かせたり扇動して行動を起こさせたりする。でも感情はない。ライは何度も人間の心の機微を彼に教え、ぎこちないながらも手を繋いだり、頬にキスするのを許すようになる。
そんなある日、FBIが入手した情報の中に、バボの心臓部に大量破壊兵器が埋め込まれているというものがあった。本部は早速ライに指令を出す。起爆する前にバーボンを破壊して、コア部にある起爆装置を潰せ
バボのそれを破壊しない限り、遠隔操作でいつ爆発するかわからない。ライは自分がアンドロイドのバボのことを愛していることを自覚していて、それでも彼と対峙する