モンキーマン当地でもやるの嬉しいんだがシネコンの大きいスクリーンで見たいやつだったのも事実….でも嬉しい。行けたらいいな。最近予定が読めんのよ。
デヴ・パテルは(残念ながら今の映画界ではまだ決して多くない)ルーツにかかわりなく古典から現代劇まで主演級の役をできるポジションにある俳優さんだと思うんだけど(これくらいトークンにされない、特に「意味」を問われない人って英国組ではベネディクト・ウォン以来?と思う。ウォンさんは脇が多いけど昔から良いポジションなんだよね)同居人氏にその話をしたら「普通さ」があるからなのでは、と言っていた。たぶんこの「普通さ」って落ち込んだり怒ったりもするし時に何考えてるかわかんないけど「やさしい」が根底にある雰囲気からくるのかなーと思う(モンキーマンはそういうレベルでもなさそうだが)
もちろんハンサムでお芝居上手な人だからというのもあると思うけど、得難い個性だよね。エブリマン性。
リズ・アーメッドのコラムで文章うまっ!となることでおなじみの(おなじみの?)(いろんな書き手によるエッセイ集)『よい移民』のなかで「アジア系担当以外の役がこないんだよねーという役者のぼやきの中で「ベネディクト・ウォンいるじゃん」「あの人はね、あの人は本当に特別なので…」という話がでてきてから(大意、細かいとこは違うかも)このあたり結構意識するようになった。