今日はホールドオーバーズ見てきたのです。すごく良くできてる。アレクサンダー・ペインは間違いなくうまい人だし「今」らしくもなっている(リアルに70年の映画だと絶対に存在してしまう種類の小骨を抜きまくっていながらも再現度の高さではかなりのもので、画面のざらつかせ方とか音使い以上にオープニングとエンディングの「つくり」と撮影におけるズームアウトのそれっぽさにうなった。あんなズームアウト久々に見たわ…)しかも嫌われ者の先生にポール・ジアマッティを置いてある時点で盤石ー!って感じだ。クリスマスストーリーで、先生と生徒と給食のおばちゃんによるブレックファストクラブでもある。名シーンには事欠かないし、台詞もよく練られている。
でもな、なんか私はこの映画にも密輸と同様の距離感があった。何なんだろう。感覚が鈍ってるのかな…