昨夜見た「リタ・モレノ: 私は進み続ける」はお茶目で元気いっぱいで87歳の誕生日パーティでピンヒールでガンガン踊って今もスタジオに自分で運転して行くレジェンドのエネルギッシュな人生のドキュメンタリー、なんだけど、彼女がそういう「自分」になるには70年以上がかかった、とも感じさせるものだった。

「与えられた役柄によって自分がそのように扱われても仕方ないと思ってしまう」「常に原住民(どこであろうが同じ訛!)の娘」というハリウッドにおけるラテン系の扱いの話とかに加えて業界人からの性暴力とかマーロン・ブランドの関係とか自殺未遂とかマジでキツい話題も多い。が、今の彼女が本当に輝いていることがすべてをポジティブに向けてくれるので、こうしたドキュメンタリーが作れるくらいレジェンドの皆さんお元気でいてください、そしてたくさん話してください…って気持ちがまた強まるのだった。先人に敬意を。過去があるから今があるのよ。よいこともわるいこともいつだって過去を知らないといけないのよ。人間忘れすぎるから。

マーロン・ブランドとの関係がどう考えてもtoxicなものだったのは間違いないんだけど、彼の影響を受けて政治運動や自己主張をし始めたことをポジティブに伝えてるの好きだったな。男(女)の影響で何が悪いって思ってるよ私は

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私は彼の見た目も才能も振る舞いも全部を愛してたのだが彼は自分に対してしかそう思ってなかったわね…みたいなのがなんかおかしかった、すげーマーロン・ブランドっぽい。それでも彼女にとって立場を利用して社会を動かすために行動に出る反逆児たる彼との時間がどれほど大事で有意義でその後の人生を切り開くものだったか。と同時に中絶したときのエピソードとかヒィってなる赤裸々さで、カップルの関係ってこういうとこあるのよな…

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